こんにちは。小俣造園の小俣聖です。
本日も上溝夏祭り前の個人邸の手入れに伺ってきました。ついに明後日に迫りましたね。当日の様子も後日ブログでお伝えしたいと思います。
こちらのお宅でひと際存在感があるのは写真中央にある仕立物のツゲです。ツゲは枝枯れや幹枯れの病気にかかるものも多く、一度かかってしまうと樹形が大きく変わってしまいます。そのためここまで背も高く、幹も太い古木の雰囲気が漂う一本はなかなか見かけません。これからも元気でいてほしい素晴らしいツゲです。
屏沿いにはカシやウメの透かし剪定、仕立物のモチノキの刈込等の手入れをおこないました。モチノキの一部にルビーロウカイガラムシがついていたため、殺虫剤散布も同時に行っています。このカイガラムシは枝に寄生し、放っておくとスス病を引き起こします。枝や葉が黒くなり美観を損なうだけでなく、芽吹きが悪くなり、徐々に樹形が悪化していくので、職人にとっては非常に厄介な害虫です。ホームセンター等で売っている薬剤ではなかなか効果が表れず、一度ついてしまうと駆除するのに時間がかかりがちです。今回は業者専用の薬剤を使用したので、効果はある程度期待ができます。もし、ご家庭で見つけた場合は手の届く範囲であればゴム手袋、あるいは歯ブラシ等をつかってそぎ落とすのが一番効果的かもしれません。
先日、15年程使用していた脚立が折れてしまいました、、、
造園資材店にいい丸太がないか問い合わせましたが、入荷がないとのこと。6mほどの長さでまっすぐなものはなかなか卸にもないようです。よく使用する大きさのものだったため、早く修理したいのですが困りました。愛用する道具が突然壊れてしまうと不便ですが、修理が完了するまで別のもので頑張っていきます。
それでは失礼します。次回の更新もお楽しみに!
小俣聖
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